さくらVPSの新プランになって気づいた点

お久しぶりです、ヌキです。

まずは報告

学生から社会人へなりました。
数ヶ月は研修なので仕事らしい仕事はないですが、現場に出るために努力しようと思います。
そんな挨拶。

先日さくらVPSのスペック変更があり、2GBプランの初期手数料が無料キャンペーンということで1台試しに契約してみました。まだそんな触っていないのですが、変更されている部分をあげていきたいと思います。


比較対象として
・新プランのさくらVPS 2GBプラン
・旧プランのさくらVPS 1GBプラン(昨年の夏前に契約しいろいろいじっているサーバ)
で比較していますので異なる情報になっていることもありますのでご了承くださいませ。

デフォルトのSMTPサーバがsendmailからpostfixに変わっている

確か今まで(昨年の春〜夏)頃に契約した時はsendmailがインストールされており、自分でpostfixをインストールした記憶があります。今回はデフォルトでpostfixのようです。実際業務でsendmailガリガリ触っている人というのは珍しいと思います。sendmailは設定が難しくなかなか手を出す人がいないという話を聞き私もpostfixがほとんどです。qmailは昔1度コンパイルして利用した記憶がありますが、現在はpostfixを利用しています。

パッケージ管理yumのレポジトリがさくら専用レポジトリに変更されている

# cat /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo
を実行してもらえればわかるのですが、今までレポジトリはmirrorで設定されており自分で指定するには手動で変更をしていました。今回からはベースが
baseurl=http://ftp.sakura.ad.jp
となっておりさくら専用のレポジトリを導入したようです。
さくらのニュースリリースを見ていないから気づいていない可能性がありますが、この様な気遣いはとてもありがたいと思います。レポジトリの安定性は保証されておりませんがね。どうなんでしょうかね?レポジトリサーバならそんなに問題が起きにくいと思うのですが、長期運用して様子を見たいと思います。実際構築時以外はレポジトリを利用しないのでいいのですが。

デフォルトでepelレポジトリが追加されている

# ls /etc/yum.repos.d/
CentOS-Base.repo CentOS-Base.repo.orig CentOS-Debuginfo.repo CentOS-Media.repo epel-testing.repo epel.repo


これはCentOS6系からなのでしょうか?6系をVPSでしか触っていないので知らないのですが、epelが入っているおかげでmuninやnagiosなどdagレポジトリで追加して利用していたOSSなどもレポジトリの追加などせずに利用可能になりました。
remiレポジトリも欲しかったところですが、一つ増えただけでもかなり使い勝手が変わってくるかと思います。

kernelが2.6.32へバージョンアップ

kernelのバージョンを確認しました。


# uname -a
Linux hogehoge 2.6.32-220.7.1.el6.x86_64 #1 SMP Wed Mar 7 00:52:02 GMT 2012 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux

kernelが2.6.32にバージョンアップしていました。これはCentOSの6系になりバージョンアップしたものでさくらVPSのおかげというわけではありませんがね。変わった点ということで抜粋しました。

pythonが2.4系から2.6系へ

pythonのバージョンを調べました。

# python -V
Python 2.6.6

2.6.6に変わってますね。これもOSのバージョンアップのためだと思いますが、2.4で困っていたこともあるので2.6にバージョンアップしてとても助かります。

perlが5.8から5.10へ

# perl -v

This is perl, v5.10.1 (*) built for x86_64-linux-thread-multi

これもOSのバージョンアップによるものだと思います。
5.8が5系のデフォルトのバージョンだったかは曖昧ですが、それでも新しいバージョンが入っています。